蜜饅頭(みつまんじゅう)は、広島県呉市の蜜屋本舗によって製造販売されている和菓子で、呉市の土産菓子として知られる。その由来として、昔厳島神社の女神が自らがお住まいになるための宮どころの地を求めて、安芸国の各地を巡り、呉の灰ヶ峰に登られたという。ところがその登山の際急に病に倒れ、これを知ったある山伏が、野に自生する蜜山の蜜を献上したところ女神の病はたちどころに回復したという伝説がある。この伝説を元に作られた蜜饅頭は、その名のとおり生地に蜂蜜をふんだんに使用している。2002年に熊本市で行われた第24回全国菓子大博覧会において、最高位の名誉総裁賞(技術部門)を......
蜜饅頭(みつまんじゅう)は、広島県呉市の蜜屋本舗によって製造販売されている和菓子で、呉市の土産菓子として知られる。その由来として、昔厳島神社の女神が自らがお住まいになるための宮どころの地を求めて、安芸国の各地を巡り、呉の灰ヶ峰に登られたという。ところがその登山の際急に病に倒れ、これを知ったある山伏が、野に自生する蜜山の蜜を献上したところ女神の病はたちどころに回復したという伝説があ......