二代目 中村翫助(にだいめ なかむら かんすけ、文久3年6月8日〈1863年7月23日〉 - 昭和2年〈1927年〉8月1日)とは、明治期から大正期にかけて活躍した歌舞伎役者。屋号は成駒屋、俳名は春魁。江戸浅草で加賀鳶の子として生まれる。明治5年(1872年)、岩井粂八門下となり舞台に出る。翌年四代目中村芝翫の門人として中村芝次郎と改名。以降東京の小芝居で活躍する。明治23年(1880年)市村座『前太平記擬玉殿』にて、二代目中村翫助を襲名。やがてその実力が認められ明治40年(1907年)には歌舞伎座で、『仮名手本忠臣蔵』の薬師寺次郎左衛門、鷺坂伴内、原郷右......
二代目 中村翫助(にだいめ なかむら かんすけ、文久3年6月8日〈1863年7月23日〉 - 昭和2年〈1927年〉8月1日)とは、明治期から大正期にかけて活躍した歌舞伎役者。屋号は成駒屋、俳名は春魁。江戸浅草で加賀鳶の子として生まれる。明治5年(1872年)、岩井粂八門下となり舞台に出る。翌年四代目中村芝翫の門人として中村芝次郎と改名。以降東京の小芝居で活躍する。明治23年(1......