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フィコシアニン

推定知名度0%15〜75歳男女
推定知名度--%20〜35歳男女

フィコシアニン(phycocyanin)は色素タンパク質で、発色団としておもにフィコシアノビリン (phycocyanobilin、開環したテトラピロール構造を持つビリン色素のフィコビリンの一種)を有する。藍藻の他、灰色藻、紅藻、クリプト藻、および有殻糸状根足虫の が持つ光合成色素の1つ。発色団としてフィコシアノビリンだけをもつものをC-フィコシアニン、フィコシアノビリンとフィコエリスロビリンを両方もつものをR-フィコシアニンという。命名の当初は、それぞれ、シアノバクテリア(Cyanobacteria)由来、紅藻(Rhodophyta)由来を意味したが、例外も見つかっているので、現在は由来を問わず、発色団の組成で分類する。水溶性タンパク質で、アルファサブユニットとベータサブユニットが会合してヘテロ二量体(研究分野では、これを「単量体」という)を形成し、さらにこれが3個会合して環状の3量体ディスク、また、3量体ディスクを2枚貼り合わせて6量体ディスクを形成する。6量体ディスクは色素をもたないリンカータンパク質によって連結され、ロッドを形成する。ロッドはさらにアロフィコシアニンを主体とするコアと会合して、フィコビリソーム(phycobilisomes)と呼ばれる超複合体を構成し、チラコイド膜の表面に結合し、アロフィコシアニンを介しておもに光化学系Ⅱ複合体に光エネルギーを伝達する。このような局在は、光合成の補助色素でも脂溶性のカロテノイドなどと異なる。水溶液は青色で、赤色蛍光を発するため免疫測定法(イムノアッセイ)に用いられる。名称はギリシャ語で藻類を意味する \"phyco\" とシアン \"cyan\" に由来する。Category:テトラピロールCategory:光合成色素Category:生体物質

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