シトシン (cytosine) は核酸を構成する5種類の主な塩基のうちのひとつで、ピリミジン塩基である。分子量は 111.10。右図の構造に対応するIUPAC名は 4-アミノピリミジン-2(1''H'')-オン (4-aminopyrimidin-2(1''H'')-one) であるが、ほかに互変異性として、3''H''体と、4-アミノピリミジン-2-オールをとることができる。シトシンから誘導されるヌクレオシドはシチジンである。DNA、あるいはRNAの二重鎖構造の中ではグアニンと3本の水素結合を介して塩基対を作る。
シトシン (cytosine) は核酸を構成する5種類の主な塩基のうちのひとつで、ピリミジン塩基である。分子量は 111.10。右図の構造に対応するIUPAC名は 4-アミノピリミジン-2(1''H'')-オン (4-aminopyrimidin-2(1''H'')-one) であるが、ほかに互変異性として、3''H''体と、4-アミノピリミジン-2-オールをとることができる。シ......