鶴乃子(つるのこ)とは、福岡県福岡市博多区の石村萬盛堂(いしむらまんせいどう)で作られている菓子で、福岡市の土産菓子として知られる。1905年(明治38年)創業の石村萬盛堂は鶏卵素麺を専門に作っていたが、鶏卵素麺が卵の黄身のみを原材料とするため、白身が余ってしまう。創業者である石村善太郎が、この余った白身をマシュマロにして、中に黄身餡を入れ発売したのが「鶴乃子」である。鶴の子もちとは関係がない。鶴乃子は博多駅で最初に売られた2番目の土産菓子だった(1番目は二◯加煎餅)。石村萬盛堂の本店は、博多祇園山笠の追い山の廻り止め(決勝点)のすぐそばにあり、毎年7月1......
鶴乃子(つるのこ)とは、福岡県福岡市博多区の石村萬盛堂(いしむらまんせいどう)で作られている菓子で、福岡市の土産菓子として知られる。1905年(明治38年)創業の石村萬盛堂は鶏卵素麺を専門に作っていたが、鶏卵素麺が卵の黄身のみを原材料とするため、白身が余ってしまう。創業者である石村善太郎が、この余った白身をマシュマロにして、中に黄身餡を入れ発売したのが「鶴乃子」である。鶴の子もち......