十代目 市村羽左衛門(じゅうだいめ いちむら うざえもん、寛延元年〈1748年〉 - 寛政11年2月15日〈1799年3月20日〉)とは、宝暦期から寛政期にかけての歌舞伎役者。屋号は菊屋、俳名は亀全。九代目市村羽左衛門の息子。宝暦8年(1758年)11月、市村七十郎と名乗り初舞台を踏む。翌年11月に父市村亀蔵が九代目市村羽左衛門を襲名すると、その前名である亀蔵を襲名した。天明8年(1788年)9月、それまで控櫓だった桐座から興行権を取り戻して市村座を再興、十代目市村羽左衛門を襲名し晴れて座元となる。しかし前代からの市村座の負債はなお残り、一度は決着を見るも......
十代目 市村羽左衛門(じゅうだいめ いちむら うざえもん、寛延元年〈1748年〉 - 寛政11年2月15日〈1799年3月20日〉)とは、宝暦期から寛政期にかけての歌舞伎役者。屋号は菊屋、俳名は亀全。九代目市村羽左衛門の息子。宝暦8年(1758年)11月、市村七十郎と名乗り初舞台を踏む。翌年11月に父市村亀蔵が九代目市村羽左衛門を襲名すると、その前名である亀蔵を襲名した。天明8年......