三代目 市川團蔵(さんだいめ いちかわ だんぞう、宝永6年〈1719年〉 - 明和9年6月24日〈1772年7月24日〉)とは、江戸時代の歌舞伎役者。屋号は三河屋、俳名は市紅。紋は丸に三引・三升。森田座の手代又兵衛(坂東又九郎の親族筋)の子。享保15年(1730年) に狂言作者坂東田助の養子となり、坂東次郎三郎を名乗る。田助の師匠坂東又九郎の門下に入ったが、間もなく初代市川團蔵の門下に転じ、市川次郎三と改名。元文4年(1739年)に初代の養子となり、初代の弟が名乗っていた名跡市川團三郎を襲名するも、翌年の元文5年4月に養父の初代團蔵、10月には養家の兄の二......
三代目 市川團蔵(さんだいめ いちかわ だんぞう、宝永6年〈1719年〉 - 明和9年6月24日〈1772年7月24日〉)とは、江戸時代の歌舞伎役者。屋号は三河屋、俳名は市紅。紋は丸に三引・三升。森田座の手代又兵衛(坂東又九郎の親族筋)の子。享保15年(1730年) に狂言作者坂東田助の養子となり、坂東次郎三郎を名乗る。田助の師匠坂東又九郎の門下に入ったが、間もなく初代市川團蔵の......