五代目 嵐 小六(ごだいめ あらし ころく、生年不詳 - 安政5年〈1858年〉8月)とは、江戸時代後期に上方や江戸で活躍した歌舞伎役者。俳名は珉子、屋号は吉田屋。初代嵐雛助の五男として生まれる。叶八十次郎の名で上方の舞台で活躍。文化14年(1817年)、兄の叶珉子が四代目小六襲名をしたのに合せて、二代目珉子を襲名する。若女形として注目され、文政9年(1826年)、兄四代目小六の死後に叶みんしと改名。天保2年(1831年)には活動拠点を江戸に移し、中村座、河原崎座、市村座などの大芝居で活躍、天保14年(1843年)11月、河原崎座の『稚軍法振袖武蔵』で五代......
五代目 嵐 小六(ごだいめ あらし ころく、生年不詳 - 安政5年〈1858年〉8月)とは、江戸時代後期に上方や江戸で活躍した歌舞伎役者。俳名は珉子、屋号は吉田屋。初代嵐雛助の五男として生まれる。叶八十次郎の名で上方の舞台で活躍。文化14年(1817年)、兄の叶珉子が四代目小六襲名をしたのに合せて、二代目珉子を襲名する。若女形として注目され、文政9年(1826年)、兄四代目小六の......