六方焼(ろっぽうやき)は、中に餡が入った直方体形の焼き菓子。六宝焼きという表記も用いられる。餡のまわりに小麦粉と卵で作った生地を付け、焼いた饅頭である。生地の六面を焼き上げ、外観が直方体をしていることから、この名がつけられた。形状は角きんつばに似ているが、きんつばの皮が小麦粉のみを原料としており、薄くて、焼き上がりが白いのに対して、六方焼の皮は一般に原料が小麦粉と卵で、厚みがあり、焼き上がりは茶色である。また、餡は、きんつばの場合には粒餡を寒天で固めたものが多いが、六方焼はこし餡が多い。大きさは、きんつばのように扁平で大きなものもあるが、一口大で立方体に近......
六方焼(ろっぽうやき)は、中に餡が入った直方体形の焼き菓子。六宝焼きという表記も用いられる。餡のまわりに小麦粉と卵で作った生地を付け、焼いた饅頭である。生地の六面を焼き上げ、外観が直方体をしていることから、この名がつけられた。形状は角きんつばに似ているが、きんつばの皮が小麦粉のみを原料としており、薄くて、焼き上がりが白いのに対して、六方焼の皮は一般に原料が小麦粉と卵で、厚みがあり......