中村 魁春(なかむら かいしゅん)は歌舞伎役者の名跡。屋号は加賀屋。定紋は梅八ツ藤。「魁春」は六代目中村歌右衛門がその大名跡を襲名した際に徳富蘇峰から贈られたもので、六代目歌右衛門の父・五代目中村歌右衛門の俳名「魁玉」から「魁」の一字をとり、これに成駒屋の替紋である裏梅の季節を表す「春」を添えたもの。六代目歌右衛門はこれを俳名として使った。「魁春」を名跡として使ったのはその養子・五代目中村松江が最初だが、亡父に遠慮してこれを二代目として襲名した。*(初 代 中村魁春)**五代目中村歌右衛門の次男、1917–2001。**三代目中村兒太郎 → 六代目中村福助......
中村 魁春(なかむら かいしゅん)は歌舞伎役者の名跡。屋号は加賀屋。定紋は梅八ツ藤。「魁春」は六代目中村歌右衛門がその大名跡を襲名した際に徳富蘇峰から贈られたもので、六代目歌右衛門の父・五代目中村歌右衛門の俳名「魁玉」から「魁」の一字をとり、これに成駒屋の替紋である裏梅の季節を表す「春」を添えたもの。六代目歌右衛門はこれを俳名として使った。「魁春」を名跡として使ったのはその養子・......