かからん団子とは、鹿児島県の薩摩半島中部~南部・大隅半島、種子島、屋久島でつくられる草餅の変種。ヨモギなどを練りこんだ餅を黒餡などで包み、「かから(ん)」の葉(サルトリイバラもしくは同属のサツマサンキライ。柏の葉ではない)で包んだもの。戦前の鹿児島の農村部では、「ふっきぃい餅」と共に一部で手作りされていた。以前は完全な大衆和菓子で、地元の和菓子店が細々と作るケースが大半であったが、今日では㈱敏太郎(旧社名:㈱南海屋)が「かからん団子本舗」を販売展開し、アミュプラザ鹿児島・鹿児島空港売店・土産専門店等でも売られている。
かからん団子とは、鹿児島県の薩摩半島中部~南部・大隅半島、種子島、屋久島でつくられる草餅の変種。ヨモギなどを練りこんだ餅を黒餡などで包み、「かから(ん)」の葉(サルトリイバラもしくは同属のサツマサンキライ。柏の葉ではない)で包んだもの。戦前の鹿児島の農村部では、「ふっきぃい餅」と共に一部で手作りされていた。以前は完全な大衆和菓子で、地元の和菓子店が細々と作るケースが大半であったが......