茶袋(ちゃぶくろ)は、高知県幡多郡奥内村(現・大月町)に伝わる妖怪。その名の通り茶袋(茶を煎じるための布袋)のような姿をしており、薄気味悪い道などに、空中からぶら下がった状態で出現する。これに遭遇すると様々な病気を患ってしまうともいわれた。同様に宙吊りで現れる長野県の薬缶吊るなどと同系列の妖怪とされる。高知の土佐郡土佐山村(現・高知市)高山集落でも、オンバが墓という墓で茶袋が下がる怪異があったといわれるが、前述の茶袋のように病気になるなどの害があったかどうかは不明。和歌山県日高郡 (和歌山県)|日高郡印南町など印南川流域では茶ん袋(ちゃんぶくろ)といって同......
茶袋(ちゃぶくろ)は、高知県幡多郡奥内村(現・大月町)に伝わる妖怪。その名の通り茶袋(茶を煎じるための布袋)のような姿をしており、薄気味悪い道などに、空中からぶら下がった状態で出現する。これに遭遇すると様々な病気を患ってしまうともいわれた。同様に宙吊りで現れる長野県の薬缶吊るなどと同系列の妖怪とされる。高知の土佐郡土佐山村(現・高知市)高山集落でも、オンバが墓という墓で茶袋が下が......