鰺坂 長実(あじさか ながざね、生没年不詳)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将。通称は清介。受領名は備中守。越後国の戦国大名・長尾氏(上杉氏)の家臣。奉行職や越中国・能登国侵攻で活躍した。河田長親、吉江資堅などと同じく、近江国出身で上杉謙信に仕え、元亀3年(1572年)から越中国新川郡の新庄城主となり、一向一揆と戦って謙信の越中平定に功を上げる。天正5年(1577年)9月、謙信が再度能登畠山氏の居城である能登国七尾城を陥落させると(第2次七尾城の戦い)、長実に七尾城将を命じた。天正7年(1579年)9月、織田信長と結んだ遊佐氏や温井氏の侵攻で七尾城......
鰺坂 長実(あじさか ながざね、生没年不詳)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将。通称は清介。受領名は備中守。越後国の戦国大名・長尾氏(上杉氏)の家臣。奉行職や越中国・能登国侵攻で活躍した。河田長親、吉江資堅などと同じく、近江国出身で上杉謙信に仕え、元亀3年(1572年)から越中国新川郡の新庄城主となり、一向一揆と戦って謙信の越中平定に功を上げる。天正5年(1577年)9月......