骨女(ほねおんな)は、鳥山石燕の妖怪画集『今昔画図続百鬼』にある日本の妖怪。その名の通り、骸骨の姿をした女性の妖怪として描かれている。石燕による『今昔画図続百鬼』の解説文によれば、「御伽ばうこ」なる話に、歳を経た女の骸骨が牡丹の柄の入った提灯を持ち、生前恋していた男の家に通って男と交わる話がある、と述べられている。即ちこれは、浅井了意の著書『伽婢子』に収められている怪談『牡丹灯籠』の女の亡霊・弥子を描いたものである。『伽婢子』によれば、萩原新之丞という男が美女の姿の弥子と出会い、毎晩のように情事を交わすが、ある晩に隣りの老人がそれを覗き見ると、それは新之丞......
骨女(ほねおんな)は、鳥山石燕の妖怪画集『今昔画図続百鬼』にある日本の妖怪。その名の通り、骸骨の姿をした女性の妖怪として描かれている。石燕による『今昔画図続百鬼』の解説文によれば、「御伽ばうこ」なる話に、歳を経た女の骸骨が牡丹の柄の入った提灯を持ち、生前恋していた男の家に通って男と交わる話がある、と述べられている。即ちこれは、浅井了意の著書『伽婢子』に収められている怪談『牡丹灯籠......