飯笥(みしげー)またはミシゲー・マジムンは、沖縄県に伝わる付喪神の一種で、マジムンの一種。本来の飯笥とはしゃもじのことだが、妖怪の飯笥とはこの飯笥が古くなって妖怪に変化したもののことである。夜中に動き出し、騒いだり人をからかったりと悪戯を働く。そのような怪異があるため、古くなった飯笥や鍋笥は捨てるものではないといわれていたという。
飯笥(みしげー)またはミシゲー・マジムンは、沖縄県に伝わる付喪神の一種で、マジムンの一種。本来の飯笥とはしゃもじのことだが、妖怪の飯笥とはこの飯笥が古くなって妖怪に変化したもののことである。夜中に動き出し、騒いだり人をからかったりと悪戯を働く。そのような怪異があるため、古くなった飯笥や鍋笥は捨てるものではないといわれていたという。