頃襄王(けいじょうおう、? - 紀元前263年、在位:紀元前298年 - 紀元前263年)は、中国の戦国時代の楚の第38代の王。第37代の懐王の子。太子時代に斉に人質としてあったが、父の懐王が秦に抑留されたため、帰国して即位した。だが秦の攻勢は続き、逆にそれまで大国だった楚は懐王のために衰勢になっていたため、即位直後の紀元前298年に秦の攻撃を受けて16の城を失った。このため紀元前285年に秦の昭襄王と和睦した。紀元前284年に燕の昭王の提唱で韓・魏・趙ら三晋など5ヶ国と連合して斉に攻め入り、斉軍に大勝して淮北を獲得した。だが紀元前280年から秦の白起に攻......
頃襄王(けいじょうおう、? - 紀元前263年、在位:紀元前298年 - 紀元前263年)は、中国の戦国時代の楚の第38代の王。第37代の懐王の子。太子時代に斉に人質としてあったが、父の懐王が秦に抑留されたため、帰国して即位した。だが秦の攻勢は続き、逆にそれまで大国だった楚は懐王のために衰勢になっていたため、即位直後の紀元前298年に秦の攻撃を受けて16の城を失った。このため紀元......