韋 応物(い おうぶつ、736年 - 791年?)は、中国・唐(中唐)の詩人。京兆府長安県(陝西省西安市)出身。北周朝からの名門の家に生まれ、若い頃は太学に学んだ。玄宗に近衛士官(三衛郎)として仕えた。玄宗のおぼえはめでたかったものの、強気なところがあった。安史の乱の後、職を失ったため故郷に帰って貧窮した。そこで心を入れ替えて勉学に励んだ。その後、下級の地方官を転々とした。洛陽県丞のとき軍兵が不正をはたらくのを厳しく取り締まった。それからは病気を理由に辞任したり滁州(安徽省)刺史になったりと、官途に就いたり辞めたりを繰り返した。786年には蘇州刺史になった......
韋 応物(い おうぶつ、736年 - 791年?)は、中国・唐(中唐)の詩人。京兆府長安県(陝西省西安市)出身。北周朝からの名門の家に生まれ、若い頃は太学に学んだ。玄宗に近衛士官(三衛郎)として仕えた。玄宗のおぼえはめでたかったものの、強気なところがあった。安史の乱の後、職を失ったため故郷に帰って貧窮した。そこで心を入れ替えて勉学に励んだ。その後、下級の地方官を転々とした。洛陽県......