陸 大漢(りく だいかん、''Lu Dahan''、1832年 - 1876年)、清朝のトン族蜂起の指導者。貴州省黎平府肇洞寨(現在の黎平県肇興郷)出身。黎平から広西省にかけての一帯の地域を六洞という。1855年春、灑洞寨(現在の従江県洛香鎮)の梁維干とともに「朝廷に抗し、官軍に反し、倉を開き民をすくい、太平天国軍を迎え入れる」というスローガンのもと、六洞地区の民衆を率いて蜂起した。六洞地区の清軍を追い払い、根拠地を築き、王を称して、首領たちを元帥や将軍に任命した。その影響で、六洞に隣接する四脚牛(現在の黎平県竜額郷、水口鎮一帯)でも蜂起があり、冬には両軍......
陸 大漢(りく だいかん、''Lu Dahan''、1832年 - 1876年)、清朝のトン族蜂起の指導者。貴州省黎平府肇洞寨(現在の黎平県肇興郷)出身。黎平から広西省にかけての一帯の地域を六洞という。1855年春、灑洞寨(現在の従江県洛香鎮)の梁維干とともに「朝廷に抗し、官軍に反し、倉を開き民をすくい、太平天国軍を迎え入れる」というスローガンのもと、六洞地区の民衆を率いて蜂起し......