防共協定(ぼうきょうきょうてい、Antikominternpakt)は、1936年(昭和11年)11月25日に日本とドイツの間で調印された共産「インターナショナル」ニ対スル協定を指す。締結当初は二国間協定である日独防共協定と呼ばれ、国際共産主義運動を指導するコミンテルンに対抗する共同防衛をうたっており、後の日独伊三国を中心とした軍事同盟、いわゆる枢軸国形成の先駆けとなった。1937年にイタリア王国が原署名国として加盟し、日独伊防共協定と呼ばれる三国間協定となり、1939年にはハンガリー王国と満州国、スペインが参加したことによって多国間協定となった。1941......
防共協定(ぼうきょうきょうてい、Antikominternpakt)は、1936年(昭和11年)11月25日に日本とドイツの間で調印された共産「インターナショナル」ニ対スル協定を指す。締結当初は二国間協定である日独防共協定と呼ばれ、国際共産主義運動を指導するコミンテルンに対抗する共同防衛をうたっており、後の日独伊三国を中心とした軍事同盟、いわゆる枢軸国形成の先駆けとなった。193......