長野 方業(ながの まさなり/かたなり、生没年不詳)は、戦国時代の上野長野氏一族。ただし、戦国時代(16世紀)前期の長野氏の系譜は錯綜しており、方業の系譜上の位置づけも混乱している。『群馬県史 通史編3』では長野業尚の子で憲業の弟、かつ厩橋の長野氏系の祖と位置づけている。『日本城郭大系』・『群馬県人名大百科』では厩橋長野氏の長野賢忠と同一人物とする。一方、久保田順一が執筆した吉川弘文館『戦国人名辞典』「長野方業(ながのかたなり)」項は方業は箕輪長野氏の家督で、長野憲業の後継者で業正の兄とする。これに対し、黒田基樹の論文は「戦国期上野長野氏の動向」では方業を......
長野 方業(ながの まさなり/かたなり、生没年不詳)は、戦国時代の上野長野氏一族。ただし、戦国時代(16世紀)前期の長野氏の系譜は錯綜しており、方業の系譜上の位置づけも混乱している。『群馬県史 通史編3』では長野業尚の子で憲業の弟、かつ厩橋の長野氏系の祖と位置づけている。『日本城郭大系』・『群馬県人名大百科』では厩橋長野氏の長野賢忠と同一人物とする。一方、久保田順一が執筆した吉川......