長信(ちょうしん、長和3年(1014年) - 延久4年9月30日(1072年11月12日))は、平安時代中期の真言宗の僧侶。父は摂政藤原道長。母は源重光の娘。通称は池辺僧正。仁和寺観音院の延尋(源扶義の子)の元に入門して出家、永承3年(1047年)に同院で性信入道親王から灌頂を受ける。永承5年(1049年)に東寺に移って権少僧都・一身阿闍梨となる。天喜2年(1054年)には東寺と真言宗全体の長である第29代東寺長者に任じられて法印に昇進する。治暦2年(1066年)権僧正となり、この年の旱魃に際して僧侶20人を率いて雨乞いの修法を行った。延久2年(1070年......
長信(ちょうしん、長和3年(1014年) - 延久4年9月30日(1072年11月12日))は、平安時代中期の真言宗の僧侶。父は摂政藤原道長。母は源重光の娘。通称は池辺僧正。仁和寺観音院の延尋(源扶義の子)の元に入門して出家、永承3年(1047年)に同院で性信入道親王から灌頂を受ける。永承5年(1049年)に東寺に移って権少僧都・一身阿闍梨となる。天喜2年(1054年)には東寺と......