金紅石(きんこうせき、rutile、ルチル)は、二酸化チタン(TiO<sub>2</sub>)の結晶のひとつ。正方晶系の鉱物である。同様の組成式で表される鉱物に鋭錐石(アナテース)、板チタン石(ブルカイト)がある。名はラテン語の「rutilus」(金紅色)に由来する。チタンの重要な鉱石鉱物。火成岩や変成岩などに広く産する。石英(水晶)の中に針状結晶が入ることがあり、「針入り水晶」などと呼ばれる。チタンの製造や宝石などに使用される。
金紅石(きんこうせき、rutile、ルチル)は、二酸化チタン(TiO<sub>2</sub>)の結晶のひとつ。正方晶系の鉱物である。同様の組成式で表される鉱物に鋭錐石(アナテース)、板チタン石(ブルカイト)がある。名はラテン語の「rutilus」(金紅色)に由来する。チタンの重要な鉱石鉱物。火成岩や変成岩などに広く産する。石英(水晶)の中に針状結晶が入ることがあり、「針入り水晶」......