釈皎然(しゃく こうねん)は、中国・唐の僧・詩人。湖州(浙江省)の出身。字は清昼(せいちゅう)。俗姓は謝。六朝の詩人・謝霊運の子孫だという。郷里の杼山(ちょざん)で仏法を修行し、徳宗の貞元年間に宮中で高僧の文集を集めたとき、その著書10巻が採択された。後には廬山の西林寺に住み、『詩式』五巻など、詩論の書を著した。『皎然集』(または杼山集)10巻が残っている。作品に、「塞下曲」(塞下の曲)(七言絶句)がある。
釈皎然(しゃく こうねん)は、中国・唐の僧・詩人。湖州(浙江省)の出身。字は清昼(せいちゅう)。俗姓は謝。六朝の詩人・謝霊運の子孫だという。郷里の杼山(ちょざん)で仏法を修行し、徳宗の貞元年間に宮中で高僧の文集を集めたとき、その著書10巻が採択された。後には廬山の西林寺に住み、『詩式』五巻など、詩論の書を著した。『皎然集』(または杼山集)10巻が残っている。作品に、「塞下曲」(塞......