酸化コバルト(II)(Cobalt(II) oxide)は黄緑から赤色の結晶、または灰色から黒色の粉末である。セラミックス産業では青色の釉薬およびエナメルに、化学産業ではコバルト(II)塩の合成に使われている。CoOの結晶はペリクレース(岩塩)構造で、格子定数は4.2615 Åである。酸化コバルト(II,III)を950℃に熱すると酸化コバルト(II)と酸素に分解する。:2 Co<sub>3</sub>O<sub>4</sub> → 6 CoO + O<sub>2</sub>
酸化コバルト(II)(Cobalt(II) oxide)は黄緑から赤色の結晶、または灰色から黒色の粉末である。セラミックス産業では青色の釉薬およびエナメルに、化学産業ではコバルト(II)塩の合成に使われている。CoOの結晶はペリクレース(岩塩)構造で、格子定数は4.2615 Åである。酸化コバルト(II,III)を950℃に熱すると酸化コバルト(II)と酸素に分解する。:2 Co......