都茂鉱(つもこう、 Tsumoite)は、1978年に発表された新鉱物で、島崎英彦・小沢 徹により、島根県美濃郡美都町(現益田市)都茂鉱山で発見された。化学組成は BiTe で、三方晶系に属する。c軸に直交する面にビスマスまたはテルル原子が配列し、それが積み重なる構造を持ち、この面の方向に劈開がある。都茂鉱山では、スカルン鉱物中に微粒として散見され、硫テルル蒼鉛鉱・輝蒼鉛鉱・コサラ鉱と共生している。
都茂鉱(つもこう、 Tsumoite)は、1978年に発表された新鉱物で、島崎英彦・小沢 徹により、島根県美濃郡美都町(現益田市)都茂鉱山で発見された。化学組成は BiTe で、三方晶系に属する。c軸に直交する面にビスマスまたはテルル原子が配列し、それが積み重なる構造を持ち、この面の方向に劈開がある。都茂鉱山では、スカルン鉱物中に微粒として散見され、硫テルル蒼鉛鉱・輝蒼鉛鉱・コサ......