足利 藤政(あしかが ふじまさ)は、安土桃山時代の武将。第4代古河公方足利晴氏の三男とされる。永禄年代末期までの動向は詳細不明だが、兄の藤氏や弟等と一緒に行動していた可能性が高いと推定されている。また、名前の「藤」の字は、長兄・藤氏同様、将軍の足利義藤(後の義輝)より偏諱を賜ったものである。藤氏死後、その実質的な後継者として安房国にて里見氏の支援を受けながら佐竹氏・宇都宮氏などの北関東諸氏に働きかけて復権運動を行っている。その後は元亀3年(1572年)12月までは生存が確認されるが、それ以降の動向は不明。一説には天正2年(1574年)の第三次関宿合戦の際に......
足利 藤政(あしかが ふじまさ)は、安土桃山時代の武将。第4代古河公方足利晴氏の三男とされる。永禄年代末期までの動向は詳細不明だが、兄の藤氏や弟等と一緒に行動していた可能性が高いと推定されている。また、名前の「藤」の字は、長兄・藤氏同様、将軍の足利義藤(後の義輝)より偏諱を賜ったものである。藤氏死後、その実質的な後継者として安房国にて里見氏の支援を受けながら佐竹氏・宇都宮氏などの......