諸葛 豊(しょかつ ほう、生没年不詳)は、前漢の政治家。字は少季。琅邪郡の人。三国時代に活躍した諸葛亮、諸葛瑾らの先祖とされている。経書に通じていたことで郡文学となり、剛直と評判になった。貢禹が御史大夫となると、諸葛豊を御史属とし、侍御史に推挙した。元帝は諸葛豊を司隷校尉に抜擢した。諸葛豊は誰であっても忌避することなく監察弾劾し、都では「長いこと会わずにいたのは、諸葛に遭遇したからだ」と言われるようになった。元帝は彼を気に入り、光禄大夫の秩禄を与えた。当時、元帝の外戚である侍中の許章の賓客が罪を犯し、許章も取り調べの対象となった。諸葛豊は許章を弾劾しようと......
諸葛 豊(しょかつ ほう、生没年不詳)は、前漢の政治家。字は少季。琅邪郡の人。三国時代に活躍した諸葛亮、諸葛瑾らの先祖とされている。経書に通じていたことで郡文学となり、剛直と評判になった。貢禹が御史大夫となると、諸葛豊を御史属とし、侍御史に推挙した。元帝は諸葛豊を司隷校尉に抜擢した。諸葛豊は誰であっても忌避することなく監察弾劾し、都では「長いこと会わずにいたのは、諸葛に遭遇したか......