藤林 宗源(ふじばやし そうげん)は、片桐氏の家臣。石州流宗源派(藤林流)の祖である茶人。大和小泉藩の家老。諱は直良(なおよし)。実父は片桐且元の家臣である河合善左衛門。幼い頃に叔父の藤林与兵衛の養子となった。且元の小姓として仕えた。且元の死後はその弟である小泉藩主・片桐貞隆に仕え、家老に取り立てられて500石の知行を与えられた。貞隆の死後は跡を継いだ貞昌に仕えた。貞昌は石州の号を持つ茶人であり、宗源は石州の弟弟子として桑山宗仙に茶の湯を学んだ。また、石州を通じて村休成や松浦鎮信とも親交があった。京都の大徳寺に高林庵と呼ばれる書院を建立するなど藩主の信任と......
藤林 宗源(ふじばやし そうげん)は、片桐氏の家臣。石州流宗源派(藤林流)の祖である茶人。大和小泉藩の家老。諱は直良(なおよし)。実父は片桐且元の家臣である河合善左衛門。幼い頃に叔父の藤林与兵衛の養子となった。且元の小姓として仕えた。且元の死後はその弟である小泉藩主・片桐貞隆に仕え、家老に取り立てられて500石の知行を与えられた。貞隆の死後は跡を継いだ貞昌に仕えた。貞昌は石州の号......