薬師寺 元一(やくしじ もとかず)は、室町時代後期(戦国時代)の武将。細川氏の重臣。細川政元に仕え、その偏諱を賜って元一と名乗る。通称、与一。子に国長。薬師寺元長の実子、または養子、さらに甥とも言われる説があり、詳細は不明である。明応9年(1500年)、政元の命令により河内の畠山義英を助けて畠山尚順を破るという武功を挙げた。文亀元年(1501年)に元長が死去したため、家督を継いで摂津守護代となり、細川政元に仕えた。文亀3年(1503年)、政元の命令により、阿波細川家から細川澄元を養子に迎える交渉を果たしている。ところが永正元年(1504年)閏3月に政元が突......
薬師寺 元一(やくしじ もとかず)は、室町時代後期(戦国時代)の武将。細川氏の重臣。細川政元に仕え、その偏諱を賜って元一と名乗る。通称、与一。子に国長。薬師寺元長の実子、または養子、さらに甥とも言われる説があり、詳細は不明である。明応9年(1500年)、政元の命令により河内の畠山義英を助けて畠山尚順を破るという武功を挙げた。文亀元年(1501年)に元長が死去したため、家督を継いで......