落合 勝信(おちあい かつのぶ、生没年不詳)は、江戸時代中期の武士。赤穂藩主浅野長矩の正室阿久里(瑤泉院)の家臣。通称は与左衛門(よざえもん)。はじめ三次藩浅野家の家臣であった落合は、主君浅野長治に四女阿久里が生まれると、その用人に任命された。その後、三次藩内で歩行頭格などを兼任したが、天和3年(1683年)に阿久里が浅野長矩に嫁ぐと、落合もそれに従って赤穂へ赴き、そのまま赤穂藩浅野家の家臣となった。『赤穂分限帳』(元禄13年頃)には「奥様衆」の欄の筆頭に名が書かれ、「二百石江戸扶持六人」とある。その次の吉田小左衛門が「二十五石五人扶持」となっているから阿......
落合 勝信(おちあい かつのぶ、生没年不詳)は、江戸時代中期の武士。赤穂藩主浅野長矩の正室阿久里(瑤泉院)の家臣。通称は与左衛門(よざえもん)。はじめ三次藩浅野家の家臣であった落合は、主君浅野長治に四女阿久里が生まれると、その用人に任命された。その後、三次藩内で歩行頭格などを兼任したが、天和3年(1683年)に阿久里が浅野長矩に嫁ぐと、落合もそれに従って赤穂へ赴き、そのまま赤穂藩......