画像引用元: stat.news.ameba.jp菜穂子
推定知名度1.32%15〜75歳男女
推定知名度--%20〜35歳男女
『菜穂子』(なおこ)は、堀辰雄の長編小説。堀の唯一のロマン(本格的長編物語)で、堀文学の到達点といわれる晩年の代表作である。プロローグとなる「楡の家」と本編「菜穂子」を合わせた二編から成る。或る小説家との恋で、生来のロマネスクな性格を生き、その情熱を慎ましさのうちに踏み堪えた母と、母の恋に反発しつつも、母と同じ素質と、それ以上に破滅的な傾向を自分のうちに予感した娘が、母が守ろうとした「永遠にロマネスクなもの」を敢然と拒絶し、心の平安を求めて愛のない結婚に逃避する物語。不幸な結婚生活に陥ったヒロインが幼馴染の青年との再会を通じ、自己を見つめ「生」を追い求めて葛藤してゆく過程が、美しく厳しい信州の自然を背景にして、彼女を想う青年の孤独な旅の喪失感や、夫の心理との対位法的な構成によって描かれている。
過去の推移
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1.0213
1.5814
1.4515
1.3216
