菅木志雄(すが・きしお、1944年生)は静岡県伊東市在住の現代美術家で、作品は立体やインスタレーションなど多岐にわたっている。妻は作家の富岡多恵子。菅は、1960年代後半から70年代にかけて台頭した「もの派」 グループの中心メンバーである。もの派の作家は、石、鉄板、ガラス、電球、綿、スポンジ、紙、木、鉄線、ワイヤー、ロープ、革、油、水といった、「もの」自身を主題にするとともに、諸要素と空間の相互依存に焦点をあてた。自然的な物質と工業的な物質の出会いを探求し、それらを一過性の静止状態に配置することによって作品とした。
菅木志雄(すが・きしお、1944年生)は静岡県伊東市在住の現代美術家で、作品は立体やインスタレーションなど多岐にわたっている。妻は作家の富岡多恵子。菅は、1960年代後半から70年代にかけて台頭した「もの派」 グループの中心メンバーである。もの派の作家は、石、鉄板、ガラス、電球、綿、スポンジ、紙、木、鉄線、ワイヤー、ロープ、革、油、水といった、「もの」自身を主題にするとともに、諸......