莫 友芝(ばく ゆうし、''Mo Youzhi''、1811年 - 1871年)、字は子偲、号は亭または紫泉。清の歴史家・儒学者。貴州省独山出身。父は1799年の進士の莫与儔。3歳で字を覚え、7歳で『毛詩』『尚書』を読んだ。1828年に秀才となり、1831年に挙人となった。遵義の湘川書院の主講となり、鄭珍とともに西南の巨儒と称された。1841年には『遵義府志』48巻を編纂した。これは梁啓超から「地方志の中で第一」とたたえられた。しかし会試には合格せず、曽国藩の幕僚となった。1865年より南京に居住し、1870年には揚州書局主校刊となり、太平天国の乱で散逸し......
莫 友芝(ばく ゆうし、''Mo Youzhi''、1811年 - 1871年)、字は子偲、号は亭または紫泉。清の歴史家・儒学者。貴州省独山出身。父は1799年の進士の莫与儔。3歳で字を覚え、7歳で『毛詩』『尚書』を読んだ。1828年に秀才となり、1831年に挙人となった。遵義の湘川書院の主講となり、鄭珍とともに西南の巨儒と称された。1841年には『遵義府志』48巻を編纂した。こ......