苻宏(ふ こう、? - 405年)は、五胡十六国時代の前秦の皇族。第3代皇帝の苻堅の少子(年少の子)である。兄は、苻丕(哀平帝)・苻暉(平原公)・苻叡(広平公、雍州刺史)ら。弟に苻琳(河間公)・苻詵(中山公)がいる。苻堅の多くの子の中でも特に愛されて皇太子に定められ、末弟の苻詵と共に父に溺愛されたという。
苻宏(ふ こう、? - 405年)は、五胡十六国時代の前秦の皇族。第3代皇帝の苻堅の少子(年少の子)である。兄は、苻丕(哀平帝)・苻暉(平原公)・苻叡(広平公、雍州刺史)ら。弟に苻琳(河間公)・苻詵(中山公)がいる。苻堅の多くの子の中でも特に愛されて皇太子に定められ、末弟の苻詵と共に父に溺愛されたという。