舟木 外記(ふなき げき)は、但馬豊岡藩の家老。諱は直温(なおはる)。舟木家は豊岡藩京極家の重代家老の家柄である。父は豊岡藩で禄高250石の舟木外記直房。外記直温は文政4年(1821年)に家督を継いで京極高有に仕えた。禄高は150石。高有の隠居後は京極高行に仕え、天保3年(1832年)3月に家老に任命された。高行は藩財政再建のため外記に藩政改革を行なわせ、外記は藩士の削減や経費節減、年貢の完納や商人の御用銀取立強化に文学振興(特に心学を推進)などを行なった。天保6年(1835年)に藩校である稽古堂を創設し、天保9年(1838年)には諸制度・諸法律の見直しを......
舟木 外記(ふなき げき)は、但馬豊岡藩の家老。諱は直温(なおはる)。舟木家は豊岡藩京極家の重代家老の家柄である。父は豊岡藩で禄高250石の舟木外記直房。外記直温は文政4年(1821年)に家督を継いで京極高有に仕えた。禄高は150石。高有の隠居後は京極高行に仕え、天保3年(1832年)3月に家老に任命された。高行は藩財政再建のため外記に藩政改革を行なわせ、外記は藩士の削減や経費節......