耶律 敵剌(やりつ てきらつ、生没年不詳)は、遼(契丹)の軍人。字は合魯隠。遙輦氏の鮮質可汗の子として生まれた。騎射を得意とし、儀礼と文章を好んだ。耶律阿保機が即位すると、耶律海里とともに輔政にあたった。耶律阿保機は敵剌を信任して、儀礼をつかさどらせ、なおかつ軍事を委ねた。後に内乱を平定した功績により、敵剌は蕭轄里に代わって奚六部吐里となった。
耶律 敵剌(やりつ てきらつ、生没年不詳)は、遼(契丹)の軍人。字は合魯隠。遙輦氏の鮮質可汗の子として生まれた。騎射を得意とし、儀礼と文章を好んだ。耶律阿保機が即位すると、耶律海里とともに輔政にあたった。耶律阿保機は敵剌を信任して、儀礼をつかさどらせ、なおかつ軍事を委ねた。後に内乱を平定した功績により、敵剌は蕭轄里に代わって奚六部吐里となった。