羅 遵殿（ら じゅんでん、''Luo Zundian''、1798年 ‐ 1860年）、字は澹村、号は問雲。清朝の官僚。安徽省宿松出身。1835年に進士となった。直隷省の南楽、唐山、清苑などの知県を務めて実績をあげ、浙江省湖州の知府、ついで杭州の知府に抜擢された。浙江省では盗賊退治で評価を高めた。その後、湖北安襄鄖荊道となり団練を組織した。1852年、太平天国が武昌を陥落させると、土匪の郭大安がこれに呼応しようとしたが、羅遵殿はこれを捕えて斬った。翌年、按察使代理となった。捻軍が襄陽・樊城をうかがうと襄陽の防備を固めた。この働きに対し湖広総督張亮基は咸豊帝......
羅 遵殿（ら じゅんでん、''Luo Zundian''、1798年 ‐ 1860年）、字は澹村、号は問雲。清朝の官僚。安徽省宿松出身。1835年に進士となった。直隷省の南楽、唐山、清苑などの知県を務めて実績をあげ、浙江省湖州の知府、ついで杭州の知府に抜擢された。浙江省では盗賊退治で評価を高めた。その後、湖北安襄鄖荊道となり団練を組織した。1852年、太平天国が武昌を陥落させると......
