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等確率の原理

推定知名度5.84%15〜75歳男女
推定知名度--%20〜35歳男女

等確率の原理(とうかくりつのげんり、principle of equal a priori probabilities)あるいは等重率の原理(とうじゅうりつのげんり、principle of equal a priori weights)は、孤立した平衡状態の系について、許される系の状態はどれも等しい確率で現れる、という平衡統計力学における作業仮説の一つ。平衡系の巨視的(マクロ)な状態は、巨視的な物理量(熱力学的な状態量)、例えば内部エネルギーや磁化、の組を指定すれば一つに定まるが、それに対応する微視的(ミクロ)な状態(量子状態)は無数に存在する。逆に、巨視的な測定では系の微視的な自由度は見えないため、平衡系の状態は一つに定まっているように見えることが経験的に知られている。このことはまた、測定される巨視的な状態量が系の微視的状態によって大きくゆらがないこと、測定値と期待値の差が非常に小さいことによって保証される。個々の微視的な状態が観測される確率は、本来ならば量子力学によって基礎づけられるべきものだが、すべてのエネルギー固有状態が等確率で出現すると仮定しても、統計力学は熱力学をよく再現することが知られており、等確率の原理の正当性を支持している。

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