笑福亭 吉右衛門(しょうふくてい きちえもん、弘化・嘉永頃 - 1919年頃)は、落語家(上方噺家)。本名、享年とも不詳。初め新内節の太夫で、岡本喜佐八を名乗る。岡本ではなく亭号を鶴賀、林家とする資料もある。後、落語界に移り色物をやっていたがいつの間にか落語に転じる、初代桂文團治の門下で初代桂歌團治を名乗る。師匠・初代文團治の死去の際、歌團治はその死水まで取ったのだが、師匠は既に初代桂米團治(後の7代目桂文治)に名跡を譲ることを決定していた。収まりの付かない歌團治は、後追いで2代目文團治を自称し、本来の2代目文團治(米團治の文團治)の席の向かい側に同じく席......
笑福亭 吉右衛門(しょうふくてい きちえもん、弘化・嘉永頃 - 1919年頃)は、落語家(上方噺家)。本名、享年とも不詳。初め新内節の太夫で、岡本喜佐八を名乗る。岡本ではなく亭号を鶴賀、林家とする資料もある。後、落語界に移り色物をやっていたがいつの間にか落語に転じる、初代桂文團治の門下で初代桂歌團治を名乗る。師匠・初代文團治の死去の際、歌團治はその死水まで取ったのだが、師匠は既に......