真淳(しんじゅん、文明元年(1736年) - 文化4年(1807年))は、江戸時代・中期から後期にかけての真宗高田派の僧である。</br>江戸期の円遵を中心とした真宗高田派の復古運動の中、末法無戒を主張する浄土真宗の教えにおいて、自ら円頓戒を実践し、また戒律を顕彰する著述活動を行った。代表的な著作として、真慧の『顕正流義鈔』に対する注釈書が4冊、戒律についての主著として『下野伝戒記』、『下野大戒秘要』などがある。
真淳(しんじゅん、文明元年(1736年) - 文化4年(1807年))は、江戸時代・中期から後期にかけての真宗高田派の僧である。</br>江戸期の円遵を中心とした真宗高田派の復古運動の中、末法無戒を主張する浄土真宗の教えにおいて、自ら円頓戒を実践し、また戒律を顕彰する著述活動を行った。代表的な著作として、真慧の『顕正流義鈔』に対する注釈書が4冊、戒律についての主著として『下野伝戒......