『男の星座』(おとこのせいざ)は、梶原一騎原作、原田久仁信作画による劇画。「週刊漫画ゴラク」(日本文芸社)に1985年5月24日号から1987年2月13日号まで連載された。梶原の引退作として「一騎人生劇場」の副題通り、主人公に自分自身を据えた本格的自伝漫画であるが、梶原の死去により未完で終わっている。それまでも『四角いジャングル』・『空手バカ一代』など、空手・プロレス界を中心とした実録(とされる)作品を手がけてきた梶原であったが、本作はそれを裏から見てきたフィクサー的存在の、自分自身の視線で描こうとした集大成的なものになるはずであった。しかし、物語は「週刊......
『男の星座』(おとこのせいざ)は、梶原一騎原作、原田久仁信作画による劇画。「週刊漫画ゴラク」(日本文芸社)に1985年5月24日号から1987年2月13日号まで連載された。梶原の引退作として「一騎人生劇場」の副題通り、主人公に自分自身を据えた本格的自伝漫画であるが、梶原の死去により未完で終わっている。それまでも『四角いジャングル』・『空手バカ一代』など、空手・プロレス界を中心とし......