『琵琶湖要塞1997』(びわこようさい いちきゅうきゅうなな)は、荒巻義雄による小説である。『要塞シリーズ』第4部で、『阿蘇要塞1995』の続編である。人工天体「グロブロー」上に展開された戦争シミュレーション世界「コード1997」を舞台に、シリーズ当初は味方であったIBM軍との戦いを含め、全世界にわたる日本列島防衛軍の戦いが描かれる。前作までとの違いとしては、外交的要素の本格的導入がある。また、前作から引き続き作中への読者参加が行われている。本作をもって『要塞シリーズ』第1期の完結が宣言された。中央公論社より新書版(全6巻)が刊行され、後に中公文庫版(全6......
『琵琶湖要塞1997』(びわこようさい いちきゅうきゅうなな)は、荒巻義雄による小説である。『要塞シリーズ』第4部で、『阿蘇要塞1995』の続編である。人工天体「グロブロー」上に展開された戦争シミュレーション世界「コード1997」を舞台に、シリーズ当初は味方であったIBM軍との戦いを含め、全世界にわたる日本列島防衛軍の戦いが描かれる。前作までとの違いとしては、外交的要素の本格的導......