王 譚(おう たん、? - 紀元前16年)は、前漢後期の人物。字は子元。魏郡元城県委粟里(河北省大名県)の出身。王禁の子、成帝の生母の皇太后王氏(王政君)、及び成帝の執政(大将軍)となった王鳳、王曼の異母弟、王崇の異母兄。河平2年(紀元前27年)に弟4人(王商、王立、王根、王逢時)と共に列侯(平阿侯)に封ぜられ、「五侯」と呼ばれた。生存している兄弟の中では王譚が王鳳の次の順番だったが、王鳳と仲が悪く彼に仕えようとせず、また傲慢であった。そのため、王鳳が重病になった際、成帝が執政の後継者について「王譚が次の執政であろうな」と尋ねたところ、王鳳は自分の従兄弟で......
王 譚(おう たん、? - 紀元前16年)は、前漢後期の人物。字は子元。魏郡元城県委粟里(河北省大名県)の出身。王禁の子、成帝の生母の皇太后王氏(王政君)、及び成帝の執政(大将軍)となった王鳳、王曼の異母弟、王崇の異母兄。河平2年(紀元前27年)に弟4人(王商、王立、王根、王逢時)と共に列侯(平阿侯)に封ぜられ、「五侯」と呼ばれた。生存している兄弟の中では王譚が王鳳の次の順番だっ......