焔摩天(えんまてん)または閻摩天・閻魔天は、インド神話のヤーマ(Yama)が仏教に取り入れられ、天部となったものである。運命、死、冥界を司る。密教においては各方位を守護する八方天、十二天の一尊となり、南方焔摩天とも呼ばれる。ここでは主に、密教の曼荼羅における焔摩天について述べる。地獄の大王としての焔摩天は「閻魔」を、天界(六欲天)の一つとしての焔摩天は「夜摩天」を参照。
焔摩天(えんまてん)または閻摩天・閻魔天は、インド神話のヤーマ(Yama)が仏教に取り入れられ、天部となったものである。運命、死、冥界を司る。密教においては各方位を守護する八方天、十二天の一尊となり、南方焔摩天とも呼ばれる。ここでは主に、密教の曼荼羅における焔摩天について述べる。地獄の大王としての焔摩天は「閻魔」を、天界(六欲天)の一つとしての焔摩天は「夜摩天」を参照。