瀬尾 孫左衛門(せお まござえもん、生没年不詳)は、江戸時代前期の武士。赤穂事件で活躍した大石良雄の家臣。脱盟者の一人である。大石良雄は赤穂藩主浅野長矩の家臣だが、1500石という高禄を賜っているので、大石家に仕える武士というのも存在した。そのうちの1人がこの瀬尾孫左衛門である。したがって浅野長矩から見れば瀬尾は又家臣(家臣の家臣。陪臣)である。本来、瀬尾に浅野家家臣の盟約に加わる資格はないのだが、大石良雄に懇願して特別に入れてもらったらしい。瀬尾も士分であるので寺坂信行(吉田兼亮家臣。陪臣)などの足軽層よりは上格であったが、又家臣である以上、士分の同志達......
瀬尾 孫左衛門(せお まござえもん、生没年不詳)は、江戸時代前期の武士。赤穂事件で活躍した大石良雄の家臣。脱盟者の一人である。大石良雄は赤穂藩主浅野長矩の家臣だが、1500石という高禄を賜っているので、大石家に仕える武士というのも存在した。そのうちの1人がこの瀬尾孫左衛門である。したがって浅野長矩から見れば瀬尾は又家臣(家臣の家臣。陪臣)である。本来、瀬尾に浅野家家臣の盟約に加わ......