潘 鼎新(はん ていしん、''Pan Dingxin''、1828年 - 1888年)は、清末の官僚。字は琴軒。安徽省廬江県広寒郷出身。後に肥西県三河に移った。道光29年(1849年)に挙人となった。郷里で団練を組織し、太平天国の鎮圧に参加した。その軍は「鼎字営」と呼ばれ、曽国藩から戦いぶりについて賞賛を受けた。同治元年(1862年)に江蘇省常鎮通海道、按察使、布政使銜に就任、同治4年(1865年)に軍を率いて北上し山東省の捻軍を鎮圧し、山東布政使となった。同治13年(1874年)には雲南布政使となり、光緒2年(1876年)に巡撫に昇格するが雲貴総督劉長佑......
潘 鼎新(はん ていしん、''Pan Dingxin''、1828年 - 1888年)は、清末の官僚。字は琴軒。安徽省廬江県広寒郷出身。後に肥西県三河に移った。道光29年(1849年)に挙人となった。郷里で団練を組織し、太平天国の鎮圧に参加した。その軍は「鼎字営」と呼ばれ、曽国藩から戦いぶりについて賞賛を受けた。同治元年(1862年)に江蘇省常鎮通海道、按察使、布政使銜に就任、同......