潘 美(はんび、925年 - 991年)は、北宋初期の将軍。字は仲詢。大名県(現在の河北省大名県)の人。北宋が南漢を滅ぼす戦いで指揮を任され、官位は客省使にまで到った。潘美と宋太祖趙匡胤は親しく、趙匡胤が政権を取ってからも重用された。李重進の反乱平定の戦いにも参加し、揚州、潭州(現在の湖南省長沙)を守り、防御使にまで昇進した。開宝3年(970年)、行営兵馬都部署になり、軍を率いて南漢を平らげた。これは、潘美が賀州を包囲するのから始まった。南漢の将軍伍彦柔率いる3万の軍が救援に来ると、潘美はこれより10キロメートル兵を退かせ、南郷岸に兵を配置し、南漢軍を大い......
潘 美(はんび、925年 - 991年)は、北宋初期の将軍。字は仲詢。大名県(現在の河北省大名県)の人。北宋が南漢を滅ぼす戦いで指揮を任され、官位は客省使にまで到った。潘美と宋太祖趙匡胤は親しく、趙匡胤が政権を取ってからも重用された。李重進の反乱平定の戦いにも参加し、揚州、潭州(現在の湖南省長沙)を守り、防御使にまで昇進した。開宝3年(970年)、行営兵馬都部署になり、軍を率いて......