源 通能(みなもと の みちよし、生年不明 - 承安4年12月24日(1175年1月18日))は平安時代中期の貴族、歌人。村上源氏の一族で、権中納言・源雅兼の子。源師能の養子になる。官位は正四位下・右近衛中将。主に二条天皇の時代に歌人として活躍し、勅撰和歌集には『千載和歌集』に二首が入る。久寿元年(1154年)に式部大夫であったことが知られ、同年12月に養父・師能が左中弁を辞したため、代わりに少納言に任じられた。久寿2年(1155年)2月3日に養父・師能が卒し喪に服す。喪が明けた後、5月24日に初めて参内している。二条天皇践祚直後の保元3年(1158年)1......
源 通能(みなもと の みちよし、生年不明 - 承安4年12月24日(1175年1月18日))は平安時代中期の貴族、歌人。村上源氏の一族で、権中納言・源雅兼の子。源師能の養子になる。官位は正四位下・右近衛中将。主に二条天皇の時代に歌人として活躍し、勅撰和歌集には『千載和歌集』に二首が入る。久寿元年(1154年)に式部大夫であったことが知られ、同年12月に養父・師能が左中弁を辞した......