津守国基(つもり の くにもと、治安3年(1023年)- 康和4年7月17日(1102年7月28日))は、平安時代後期の歌人。津守基辰または津守信国または津守忠康の子。位階は従五位下。住吉神社神主。藤井(戸)神主と号す。1060年(康平3年)住吉神社の神主となり、神社経営に成果を挙げた。1069年(延久元年)従五位下に叙せられている。広く京の歌人たちと交流し、歌合にも盛んに参加していた。『万葉集』を重んじるなど当時としては新しい試みを行っている。『後拾遺和歌集』の撰者に小鯵を送って入集を願ったという逸話が残されている。『後拾遺和歌集』(3首)以下の勅撰和歌......
津守国基(つもり の くにもと、治安3年(1023年)- 康和4年7月17日(1102年7月28日))は、平安時代後期の歌人。津守基辰または津守信国または津守忠康の子。位階は従五位下。住吉神社神主。藤井(戸)神主と号す。1060年(康平3年)住吉神社の神主となり、神社経営に成果を挙げた。1069年(延久元年)従五位下に叙せられている。広く京の歌人たちと交流し、歌合にも盛んに参加し......