河越尼(かわごえのあま、生没年未詳)は、平安時代末期、鎌倉時代初期の女性。源頼朝の乳母である比企尼の次女。武蔵国の豪族、河越重頼の妻。頼朝の嫡男頼家の乳母。実名は不明。娘に源義経の正室である郷御前がいる。源頼朝が挙兵し、鎌倉に拠点を構えて3年目の寿永元年(1182年)8月12日、北条政子を母とする頼朝の嫡男(のちの頼家)が誕生し、比企尼の次女が産所であった比企能員(比企尼猶子)の邸に乳母として召され、最初の乳を含ませる乳付けの儀式を行った。元暦元年(1184年)9月14日、頼朝の命により娘の郷御前が源義経の正室として上洛する。その後わずか1年で頼朝と義経の......
河越尼(かわごえのあま、生没年未詳)は、平安時代末期、鎌倉時代初期の女性。源頼朝の乳母である比企尼の次女。武蔵国の豪族、河越重頼の妻。頼朝の嫡男頼家の乳母。実名は不明。娘に源義経の正室である郷御前がいる。源頼朝が挙兵し、鎌倉に拠点を構えて3年目の寿永元年(1182年)8月12日、北条政子を母とする頼朝の嫡男(のちの頼家)が誕生し、比企尼の次女が産所であった比企能員(比企尼猶子)の......